ブレスレットの石の形について

今日は、友人から注文を受けていたブレスレットと、壊れてしまって修理を頼まれていたブレスレットをを渡してきました。

その時に、友人から嬉しい感想をもらいました。

「今回のブレスレットは、少し角張ったカットの石が入ってるね」

「もえちゃんが作るブレスレットは、いろんな大きさや形の石が使われていて、触っても楽しめていいね。アクセサリーを選ぶ時も、区別しやすい」

感想を教えてくれた友人は、全盲の女性です。

私は、色と効果を中心に考えて石を組み合わせていくのですが、形について触れてもらえたのはとても嬉しいです。

今回注文を受けたブレスレット

去年プレゼントしたブレスレット

たとえ触って区別しにくいアクセサリーでも、周りの人からデザインを説明してもらって服装との合わせ方を考えるとか、身につけて「よく似合うね」、「綺麗だね」とコメントをもらうとか、視覚障害者がアクセサリーをつけてお洒落を楽しむ方法はいろいろあります。

だけど、せっかく作るなら自分で触ってどんなものか想像しやすかったら余計嬉しいよね、と思っていたので!

そこに着目して、お出かけの時のアクセサリー選びに役立ててもらえて本当によかったです。

そして、これは作る側の事情なのですが・・・

同じ形で組むのか、違う形で組むのかはそれぞれ一長一短あります。

石やビーズを仕入れる時は、同じ予算なら同じ大きさ、同じカットにこだわらない方がより多くの種類を揃えやすかったりします。

だけど、ブレスレットを組む時は、形状が違う石のバランスを考えたり、通し穴を探すのに手間取ったりして、作るのに時間がかかります。

作品によっては、同じ大きさの丸玉が連なっているものも作りますが、

石の効果や色以外のポイントにも注目してもらえて嬉しかったので、これからもいろんなカット、質感のパーツを組み合わせてアクセサリー作りを楽しもうと思います。

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