1人での外出に慣れていない視覚障害者が、食料品売り場に行ってみた話

一人歩きビギナーの私が、ショッピングセンター内の食料品売り場に行ってみた時の話。

この日は、仕事帰りにバスに乗ってお店に行ったのはいいんだけど、バス停で待ちくたびれて喉が乾いていた。
(移動する前にコンビニで飲み物買えばよかった~)
と思いつつ、せっかくだから着いてすぐに食料品売り場で飲み物を買ってみることにした。

記憶を頼りにだだっ広い店内を歩き、食料品売り場があると思われる奥の方へ。
売り場に到着したら、今度は飲み物コーナーを探す。

私は弱視なので少しは視力があるんだけど、ほんの少し離れると見えないので、慣れてない場所で物を探すのに時間がかかる。(何回か行って覚えた場所ならスムーズに動けるし、すぐ見つけられる)

まず、端っこのひんやりした棚を見て回る。
だいたい、飲み物は冷蔵・冷凍コーナーにあるから。

でも、端の方は肉屋魚、野菜が陳列されていた。

白杖を持ってキョロキョロうろうろ、かなり挙動不審に売り場の通路を動き回っていると、しょっちゅうカートや人にぶつかりそうになる。
つい、周りの人のペースに合わせて急いで動きたくなるけど、逆に危ないので気持ちゆっくり目に歩いた。

壁際の冷凍コーナーから離れて、他のひんやりしていそうなコーナーを探す。
電気がついていて他の商品棚より明るく見えるところに候補を絞って歩いて見た。

それっぽい棚をいくつか回って、ペットボトルが並んでいるところを発見。

茶系や緑系、白系のボトルを手にとって、商品名を確認。
「午後の紅茶 無糖」を選んだ。

行き交う人と棚の合間を避けてレジを探す。
「ピッピッ」とか「チャリーン」とか音がする方向に適当に歩いて行くと、人が並んでいるのが見えた。

代金はEdyで支払った。
小銭を探す手間が省けるので、Edyは便利。
残高の確認とチャージがちょっと面倒だけど、毎回小銭を数えるよりは楽。

飲み物を直接カバンに突っ込むのがなんとなく不安でレジ袋も頼んだけど、飲み物に対して大分大きかった。
やっぱり必要なかったかも。

買い物袋は何かと役に立つから、ま、いっか(←いつもこんな感じです)

それにしても、広いスーパーで飲み物一本買うのがこんなに面倒とは。
何回か行けばスムーズに動けると思うけど。
目のせいだけじゃなくて方向音痴もあるような気がする(苦笑)

実は、この日は他のコーナーを見に行くことが主な目的で、店内の通路の椅子でちょっと休憩した後その目的も達成したんですが、食料品売り場の話だけでも長くなってしまったので、別の記事に書きたいと思います。

今回はこの辺で!

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