【ある視覚障害者の体験談】スクランブル交差点で外国人に助けてもらった話

ゴールデンウイーク前半、風邪をひいて寝込む直前に路線バスに乗ってランチを食べに行った時の話をします。

その時ご飯の写真でもバスの写真でも撮っていればよかったんですが、忘れてました💦
一人で出かける時は、思い出して撮ることもあるんですが、人と一緒だったり、早く食べたい気持ちが強いと、写真は忘れてしまいます(笑)
だって、いちいち携帯取り出してカメラ起動して…って相手に気も使うし面倒くさい。って、私だけか。

ということで、相変わらず文字ばっかりの投稿ですが、お付き合いください(笑)

この日は、母校の先輩と那覇のショッピングセンターのカフェでランチをする約束をしていました。
自分一人で行ける場所だったこともあり、せっかくだから母には途中のバス停まで送ってもらってバスを乗り継いで待ち合わせ場所に行ってみることにしました。
私が住む沖縄は車社会で、路線バスで行くよりは車を使った方が早いし、今までは友達と遊ぶ時も毎回現地まで送り迎えしてもらってたんですが、今後もし念願叶って好きな人とデートできることになって、待ち合わせ場所まで親に送り迎えしてもらうとなると、いろいろ面倒なので、練習も兼ねてバスで行ってみたんです。

先輩と楽しい時間を過ごせたのはもちろん、行き帰りの間にもちょっとしたことがいろいろ起きました。

簡単にまとめると、
エクスキューズミー!
バス来ねー!
空いてますよー!
みたいな。

今回は、「エクスキューズミー」について書きます。

エクスキューズミー

目的地に行くまでに、国際通りの近辺を歩いたのですが、この日は外国人観光客の団体がたくさん来ていたみたいで、道が混み合っていました。

観光客のみなさん、悪気はないんだろうけど、点字ブロックの上を占領して立ち話してたり、じゃあブロックの両側から通ろうと思っても両脇にも人がたくさんいて、ぶつからないように避けて通るのは難しそうな状態でした。
スクランブル交差点に向かう途中の道での話です。

(通りたいんだけどなー。どうしようかなー。通り過ぎるまで待とうか)

ワタワタしていると、英語を話す男性がやってきて、私に自分の腕をつかませました。
この時、無言ではなかったし、わたしが困っていることに気づいてくれたようだったので、ありがたく案内してもらうことに。
(これがもし、急に腕や肩をつかんでどっかに連れて行こうとする人だったら、「No thank you」って言わないといけないですが、この方はそんな印象は受けませんでした)

男性は、背はそんなに高くなくてガッシリした感じの人でした。

「Excuse me! Excuse me!」
道を塞いでいる人に向けて大声で合図をする男性。

こういう時は、エクスキューズミーって言いながら通ればいいのか!
でも、もし私が自分で言ったら、Help meの意味で取られたりするんでしょうか。

この男性のおかげで、無事スクランブル交差点まで行けました。

困っている人を放っておけない人っていうのは、旅行先でも変わらないのかもしれないですね。

もう少し英語が達者だったら、「旅行楽しんでくださいね!」とかそういう言葉もとっさに出てくるのかもしれませんが、この時はお礼を言うので精一杯でした。

この日は、他にもハプニングとか、ちょっとほっこりすることがあったんですが、長くなったので別の記事に書こうと思います😃

☆続きの記事↓
https://moenoashiato.com/?p=504

コメント

  1. bell より:

    初コメにてエクスキューズミー (笑)
    有り難いことでしたね。
    そんなときはにっこり笑って「Have a nice trip!」と伝えればOKです。
    「Have a nice day!」でも大丈夫 d(^_^o)

    • いづる もえ いづる もえ より:

      bellさん、初コメありがとうございます!
      Have a nice trip(またはnice day)
      今度もし同じようなことがあったら、使ってみます。
      ありがとうございます!!

  2. なんて優しい外国の方!
    親切をサラッとできる人素敵ですね☆
    私もサラッとできる人になりたいな。
    私も英語話せないのでサンキューくらいしか言えないなぁ(笑)。
    こういうとき英語話せたらいいのに~って思いますね(*´ω`*)

    • いづる もえ いづる もえ より:

      本当、押し付けがましくなくさらっと親切にできる人ってすごいですよね!
      しかも、海外旅行に来て現地の人を助けるなんて。