最近、小さいころによく見ていた『おジャ魔女どれみ』を動画配信アプリで見ている。
小さい時から大好きなアニメだったけど、大人になってから見ると子供の時とは違った発見があったりして面白い。
今回はおジャ魔女どれみのテーマ曲『おジャ魔女カーニバル』について語ろうと思う。
平成初期生まれの人はハンカチをご用意ください!(笑)
『おジャ魔女どれみ』とは
『おジャ魔女どれみ』は、1999年4月からテレビ朝日で放送されていた魔法少女アニメ。
関連シリーズは4年間続いた。
『おジャ魔女どれみ』→『おジャ魔女どれみ♯』→『も~っと!おジャ魔女どれみ』→『おジャ魔女どれみドッカーン!』の順番でストーリーが進む。
また、テレビシリーズの他映画作品や、地上波では放送されない『おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ』も製作された。
ところで、2020年には新作映画が公開されるそうだけど、沖縄でも上映されるのかな?
それだけが気がかり!
あらすじは、小学3年生の女の子・春風どれみが、ある日魔女と出会ってしまったことがきっかけで仲間達と一緒に魔女見習い修行をする話。
作中では「魔女見習いが魔法を使うにはお金を稼いで魔法玉を集めなければならない」、「死んだ者を生き返らせたり、病気や怪我を治す魔法は使ってはいけない」などの独自のルールが存在し、魔法少女アニメながら「何でも魔法で解決!」といかないことも多い。
そこもこの作品の良いところだと思う。
全体を通して友情や家族関係などがテーマになっており、時には親の離婚などの少し重いテーマが取り上げられることもある。
おジャ魔女たちが日々の生活で問題にぶつかったりしながらも、明るく魔女修行を頑張る姿を見ていると「もしかしてこの世界には本当におジャ魔女たちがいるんじゃないかな?」と思えてくる。
ただ見た目が派手なだけじゃなくて、キャラクター一人一人が活き活きとした温かみのある作品。
テーマソング『おジャ魔女カーニバル!』について
タイトル:おジャ魔女カーニバル!
作詞:大森祥子
作曲:池毅
歌:MAHO堂
第1作の『おジャ魔女どれみ』では、『おジャ魔女カーニバル!』という歌がオープニングソングとして起用された。
タイトルも歌詞もおジャ魔女を全面に押し出していて、一発で何のアニメの歌か分かる内容になっている。
「やな宿題は全部ゴミ箱へ捨てちゃえ」とか、「学校の中に遊園地」とか、とにかく子供が一度は考えそうなことをたくさん盛り込んだ素敵な歌詞。
子供の時は宿題をゴミ箱に捨てる部分に注目してたけど、大人になった今は、
教科書みても 書いてないけど
子猫にきいても そっぽ向くけど
でもね もしかしてほんとーに できちゃうかもしれないよ!?
(『おジャ魔女カーニバル』1番より)
このフレーズが好き。
いろんなことを否定されることが多い現実世界だからこそ、この発想は大事だと思う。
「将来につながるかは分からないけど充電期間中にやりたいことをひたすらやってみよう」と思っている今の私にとっては、とても励まされる歌。
さすがに魔法は使えなくても、何か新しいことを始めた人、新しいものを生み出した人は「でもねもしかしてほんとーに できちゃうかもしれないよ!?」の気持ちを何よりも大事にしてきたんだと思う。
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