イライラする時に聴きたい!歌いたい! 中島みゆきソング 3選


イライラしないでいられればそれに越したことはありませんが、生活の中でどうしてもピキッとくることは出てきます。

人に愚痴を言ってストレス解消をする方法もありますが、すぐ近くに聞いてくれそうな人がいない、またはそういうことをするのがはばかられる場合はひとまず自分で対処しなければなりません。

そんな時、私が試す方法の一つに、音楽があります。

私は中島みゆきさんの歌が特に好きです。

みゆきさんの歌は、人が目を反らしたくなるような感情をうまく言葉にしてくれていて、感情を解放するのを助けてくれるから。

悲しい時、悔しい時、踏ん張りたい時。
みゆきさんの曲を聴きたくなる場面はいろいろありますが、イライラした時に聴きたくなる曲もいくつかあります。

私の中では中島みゆきさんの曲を聴くことは、「浄化の儀式」みたいな感じです。

これぞ究極のヒーリングソング!(笑)

今回は、イライラした時に聴きたくなる中島みゆきソングを3曲紹介します。

3曲中2曲はマイナーですが、お付き合いください!

私たちは春の中で

作詞・作曲・歌:中島みゆき
『Singles 2000』というアルバムに入っている曲です。
タイトルだけ聞くと、「春なのに」みたいなしんみりした曲、ゆったりしたテンポの曲を思い浮かべますが、この曲は違います。
ドラムがきいてる重たいロックです!!
特に好きなフレーズは、次の部分。

私たちは春の中で 淋しさに苛立っていた
通り過ぎる春の中で 遅れることに怯えていた

(略)

春はあやまちの源
(「私たちは春の中で」 1番より)

書いてみると淡々としていますが、実際の歌はすごくこぶしがきいていて、
「ぅわたしたちはぁ”-はるーのなかでぇ”-!」
みたいな・・・。
文字に起こすとこんな感じです(笑)

そして最後の方も
、歌詞では「春は あやまちの源」となっているけど、
実際には「ああ”-!春はぁ”-!! あ”やまちーのみなもとぉ”ー!」です。
語尾に「バカヤロー!!」ってつきそうな勢いです。

のばすところと母音「あいうえお」は全部濁点がつくようなイメージ。

ズンチャ、ズンズンチャというリズムとみゆきさんのドスのきいた歌声が癖になって、聴いていると口ずさみたくなります!!

春の穏やかなイメージをぶち壊してくれる、「あやまちの源!」という最後のフレーズも最高です☆

幸せそうな人を見て妬んでしまったときや、何だかよく分からないけどイライラすると言う時。
そんな気持ちを解放するのにぴったりな歌です。

サバイバル・ロード

作詞・作曲・歌:中島みゆき
『I LOVE YOU,答えてくれ』というアルバムに入っています。
これも激しい歌です。

「私たちは春の中で」でもそうなんですが、みゆきさん、勢い余ってラ行が巻き舌になっていますw

歌い出しは
「wow wow wow この街はサバイバル・ロード」。

「この歌の主人公は一体今までどんな目に合ってきたの!?」と思うような、人間不信になりそうな歌詞のオンパレード。

そういうところが好きなんですが。

特にすごいのが次の部分。


その通りの石畳は ただの石くれだから
見た目軽く 当たり軽く 浮かれた足をすくう
最敬礼 大歓迎 ふところの中のナイフ
落とし穴の底で気づく 食いちぎられて気づく
その通りの石畳は ただの石くれだから

(「サバイバル・ロード」2番より)

綺麗な石畳と見せかけて、足を救い食いちぎろうとしてくる・・・。
すごい歌詞ですよね。

でも、悔しい気持ちになった時とか、自分が得するためなら平気で人を騙すような奴を見かけたらこういう歌が欲しくなることってあると思うんです。

騙されていなくても、ただイライラした時にも聴きたくなるテンポの良い歌です。

宙船

作詞作曲:中島みゆき
歌:TOKIO(中島みゆきバージョンもあり)
言わずと知れた名曲「宙船」(そらふね)。
私が中2の時に流行りました。
TOKIOは結構さわやかに歌い上げているのですが、歌詞を見たら重いです。

そして、中島みゆきさん本人が歌う宙船は、より迫力と説得力があります!
みゆきバージョンは『ララバイ SINGER』というアルバムに入っています。

特に好きな部分はサビの「お前が消えて喜ぶ者に お前のオールを任せるな!」というところと、もう1カ所あります。


何の試験の時間なんだ?
何を裁く秤なんだ?
何を狙って付き合うんだ?
何が船を動かすんだ?

(「宙船」2番より)

大サビの前のフレーズです。
「お前が消えて喜ぶ者」といい、「何の試験の時間なんだ?」といい、嫌がらせをしてきたり、人を試したり利用したりする人間のことを指しているのかなと思ったりします。

いじめやモラハラとまではいかなくても私も
「あの人はどういう意味であんなこと言ったんだろうね?」
「私が大人しそうだから利用してるの? なめてるの?」
と思うことはたまにあります。

それでも人間関係を築かなければ生きていけないし、イライラ、モヤモヤした時に力をくれる歌です。

まとめ

以上、イライラした時に聴きたい、歌いたい、みゆきソングでした!

ここで挙げた歌は「糸」のように穏やかな曲ではないので人によって好き嫌いは分かれると思いますが、一見大人しそうに見られるけど内心では激しい感情を持て余しているという人には安定剤代わりになるかもしれません。

中島みゆきさんのアルバムはとてもたくさんあるので、この記事も参考にしつつレンタルショップやAmazon、楽天などで探してみてください☆




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