元気をくれるパルマローザの香り

沖縄は25℃を超える日も出てきて、暖かくなりました。
暖かくなったというより、冬をとばしてなんだかよく分からないうちに春になっているという感じ。
このままだと、あっという間に夏になりそうです(^^;;

アロマテラピーの精油に、パルマローザという植物があるんですが、最近この匂いが大好きになりました。

植物の種類としてはイネの仲間で、見た目は華やかさのない草で、だけど香りや成分がローズと似ている。
ローズと比較してたくさん取れるため精油の中では値段が手頃!

そんな説明をよく見かけます。
私は、パルマローザの香りはそれほどローズと似てるとは思いませんが、爽やかさと華やかさがあって好きです。

効能としては、抗菌、殺菌、鎮痛、気持ちを明るくする、リラックスさせるなどと言われています。

しかも、ティーツリーより高い殺菌力を持っているんだそう!
スキンケアにも掃除にも使用でき、実は万能です。

だけど、ラベンダーやティーツリーと比べると今ひとつ目立たない印象を受けます。
花のような香りなのに見た目が地味な草だからでしょうか?
単品だと香りに癖があるからでしょうか?

レモンやオレンジと混ぜると華やかだけどきつくない優しい香りになり、
ラベンダーと混ぜると紅茶のようなハーブ系の石鹸のような、清潔感のある香りになります。

ラベンダーとのブレンドで芳香浴をしてて思った。
お風呂に入れたらすごく良さそう!!
香水とかルームスプレーとか作っでも素敵かもしれない。
しかも、精油のお値段も手頃だなんて(笑)

同じくバラと似ていると言われるゼラニウムの香りも大好きだけど、アロマでの扱いというかよくある説明も含めてパルマローザの方が親近感がわきます。

ローズの代用品なんて言われたりするし、ラベンダーやゼラニウムと比べてもマイナーな植物、パルマローザ。
だけど、他の精油とブレンドすることで華やかさや清潔感を演出できたり、肌の手入れから家の掃除までいろんな使い方ができたり。
実は結構すごいやつなんじゃない??

私は、視覚障害者で初めての○○になったとか、なにかの大会で優勝したとか、健常者と肩を並べて働いているとかそういうわけじゃないけど、
関わった人にしか分からない個性とか良さが、あったらいいな。

パルマローザの匂いを嗅ぎ、説明を読み、そんなことを思います。

植物は、人間からの評価は関係なく、生きるためにそういう香りや成分を持って存在しているだけなんだろうけど。

「自分は自分」と平静を保とうとしても、心の片隅では誰かと比較して落ち込んだり焦ったり妬んだりしてしまうとき、パルマローザは元気をくれます。

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