[私について2] 視覚障害のこと、仕事のこと、日常生活のこと

このブログには、最近の出来事や今ハマっていること、過去のことなどの雑記を主に書いています。

なので、必然的に視覚障害者目線での話が多くなるのですが、ネットを通じていろんな人と交流しているとときどき、「視覚障害があるのにブログが書けるのか」、「どうやってネットを使っているのか」という素朴な疑問を投げかけられることがあって、「自分にとっての当たり前は他人からは当たり前じゃない」ということに気づかされます。

そこで、今後ブログを通して思いをしっかり伝えるためにも、
自分がどんな人間なのか?
普段どんな生活をしているのか?
ということを改めてまとめようと思いました。

この間、自分の目のことと、IT機器の使用方法を記事にまとめたところ、
複数の方からコメントやリアクションをいただきました。

前回の記事は、下記をご覧ください。
[私について1] 視覚障害のこと、IT機器(PC、スマホ、タブレット)のこと
http://mei20171231.blog.fc2.com/blog-entry-47.html

また、孝ちゃんのパパさんのブログ「天国の孝ちゃんへのメール」で、このブログをご紹介いただきました。

「天国の孝ちゃんへのメール」

孝ちゃんのパパさん、応援いただき、ありがとうございます。
読んでくださった方も、リアクションをくださった方も、本当にありがとうございます。

まだまだ表現力も人生経験も未熟で、伝えきれていない部分も多いですが、
記事を読んで「そうなんだ!」と思っていただけると嬉しいです。

今回も前回に引き続き、自分の障害のことや生活のことなど、基本的なことをまとめていきたいと思います。

仕事

私は、就労継続支援という雇用形態でIT関係の仕事をしています。

就労継続支援

就労継続支援とは、一般企業の障害者枠で働くことが難しい人が、自分のペースでステップアップしながら働ける雇用形態です。
就労継続支援にはA型雇用とB型雇用があり、私はA型雇用で働いています。
就労継続支援については、「NPO法人障害者雇用創造センター」という団体が運営しているページにわかりやすい説明が載っています。

就労継続支援A型

一般企業への就職が困難な障がい者に就労機会を提供するとともに、生産活動を通じて、その知識と能力の向上に必要な訓練などの障がい福祉サービスを供給することを目的としています。 障がい者と雇用契約を結び、原則として最低賃金を保障するしくみの"雇用型"の障がい福祉サービスです。
就労継続支援B型
http://www.fukushi-navi.jp/keizoku_B.php

「就労継続支援」で検索すると、他にもいろいろなサイトが出てきます。

仕事内容

就労支援を行っている施設は沖縄にもたくさんあるのですが、私が勤務しているところはIT関係の仕事をしている株式会社です。
ウェブ製作、ウェブに載せる記事の作成、ネットショップの運営などを行っていて、精神、知的、身体に障害がある人や、難病を患っている人が働いています。
その中で私は記事を書く仕事をしています。

仕事をするうえでの工夫

前回の記事にも書いた通り、私は音声読み上げ機能と拡大機能で確認しながらIT機器を使い、文章を書いています。
記事のレイアウトや画像加工などは他に担当者がいるので、私は記事の中身を書くのに専念できるし、画面が見えなくて困った時は他の社員に助けてもらうことができます。
ちなみに、レイアウトや画像加工も障害を持っているメンバーで担当しています。
私は画像加工は他の人にお願いするけど、逆に文章を書くのが苦手な人から「こんな文章を考えて欲しい」とか「これについて調べてまとめてほしい」と依頼されることがあって、それがすごく嬉しいです。
中には、記事作成も画像加工もこなす器用な人もいるけど、盲学校にいた頃から共同作業に苦手意識がある私には、分業制が合っているみたいです。
こういう環境下なら「障害も個性の一つ」という言葉も当てはまるのではないかと思っています。

日常生活

日常生活の話は幅が広すぎるのですが、特に伝えたいことと、今までに出会った人から質問されて覚えていることについてまとめます。

「テレビや映画は楽しめるの?」

100%ではないかもしれないけど、映像が見えなくてもテレビや映画は楽しめます。
私はテレビとか芸能人にはあまり興味ないし映画もよく知らないけど、それは障害というより興味関心の問題で、テレビっ子の視覚障害者もたくさんいます。
視覚障害を持つ友人の中には、この前のオリンピックのフィギュアスケートを副音声で楽しんでいた人もいます。

私は私で、アニメの動画やDVDならときどき見ます(笑)
もちろん、映像ばかりで台詞がほとんどない場合は楽しめないけど、声や音だけでも内容は理解できます。 (私の場合少しは映像も見えていますが)
逆にこういう質問をされると「テレビや映画って映像がちゃんと見えてないと全然楽しくないものなのかな?」と一瞬戸惑います(笑)

手芸(ビーズ)

私は、ビーズアクセサリーを作るのが好きです。
と言っても、あまり複雑なものは作れないのですが、きれいな色やキラキラしたビーズを組み合わせて作品を作るのは楽しいです。
色や形の組み合わせは目で見て確認するけど、ビーズの穴にテグス(透明の糸)を通す時は、指の感覚で通します。
ある日、仕事の休憩時間にビーズ通しをやっていたとき、結構毒舌でお世辞なんか言わないタイプの男性社員が、
「もえさん、それ手の感覚で通してるの!? 俺なんか釣り針に糸通すのも嫌なのに!」
と驚いた様子で話しかけてきたのが印象に残っています。
普段、仕事に厳しく実績も上げている人を驚かせたので、ちょっと嬉しかったです。

バスに乗る時

私はバスの番号が見えないので、運転手さんのアナウンスを頼りに目的のバスに乗ります。
通勤で利用しているバス停は、那覇市内で人通りの多い場所にあって、バス乗り場が3つくらいあり、そのうち1つの乗り場には点字ブロックが敷かれています。
バスもたくさん通るし沖縄県内では交通の便はいい方なのですが、バスが多すぎてかえって目的のバスに乗りづらいという現象が起きることがあります。

どういうことかというと、バスが3、4台連なっていると、すべてのバスが点字ブロックがある乗り場で停まるとは限らないので、目的のバスが探しづらいんです。
点字ブロックの乗り場はバス側から見て奥の方にあります。
手前の乗り場で停まってお客さんを乗せて、もう一度点字ブロックのところにも停まって番号をアナウンスしてくれる運転手さんも多いけど、場合によっては点字ブロックの乗り場を飛ばしてそのまま行ってしまうこともあって。
沖縄のバスは時間通りに来ないとは言っても、予定の時間を20分くらい過ぎても乗りたいバスが来ない場合はどうも目の前で逃しているみたいです。

家方面のバスは一時間に3本くらい来るので次のバスが来るまで待てばいいんですが、寒い時や暑い時の待ち時間は特に長く感じてソワソワしてしまいます。
そういうことが時々あって、なるべく早くバスに乗りたい時は後ろのバスの番号を周りの人に聞くようになりました。

でも、そんな中で「何番に乗るんですか?」と声をかけてくれる人や、何度か乗ってるうちに私のことを覚えていて親切にしてくれる運転手さんに出会うと、心の底からホッとします。
こういうちょっとした声かけは嬉しいし、すごく助けられています。

まとめ

だいぶ長い記事になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
これからも、マイペースにいろんな話を書いていきたいと思います。

みなさんが出会った障害者と似ている部分も違う部分もあると思うのですが、少しでも参考になれば幸いです。

この記事へのコメント
こんばんは、そしてありがとう!

すごいですね、ここまで自分のことを書けるなんて!
もえさんの真っすぐさが伝わってきました。

そしてIT関係ということはPCにも詳しいんでしょうね。
う~ん、残念(笑)

というのも、昨年ネットの接続が悪くて苦労していました。
あの時に知り合っていたら尋ねられたのに~(笑)

コメントの返事にも書きましたが
あまりにも詳し過ぎることは書かないでくださいね。

ネットではいろんなことが起きますからね!

それでは現実の世界での活躍と
ブログでたくさんのお友達が出来ることを願っています。

おやすみなさい。
2018-02-28 03:09 孝ちゃんのパパ

孝ちゃんのパパさん

コメントありがとうございます。

IT系の会社で働いてるとは言っても、私は文系の仕事をしているので、パソコンの技術的なことについては詳しくないです(笑)

これからも、話せる範囲で自分のことを話していきたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました!!
2018-03-01 16:43 もえ